17年前私が当店オーナーである家内と結婚した時、私は、安月給の会社勤めをしていたので、彼女に婚約指輪をプレゼントすることが出来ませんでした。当時は、婚約指輪を彼女にプレゼントするのが、当たり前の時代でした。これを持っていかないと、相手の親に認められないって言う悲しい事実もありました。しかし、当時は婚約指輪の相場は給料の3か月分と一般に言われていたし、宝石店は高級そうで、私には敷居がとても高かったですねー。1度入ったら指輪を買うまで出られないような感じがして。結婚指輪を買う時も店内の商品をしっかり見ようとしなかったのを覚えています。ジーと見ていると店員さんにしつこくセールスされるのが嫌で・・薄い財布が心配で・・でも、今になって、思うのですが、あの時、何とかお金をつくって、3ヶ月分とはいかなくても婚約指輪をプレゼントしてあげればよかったなぁ~って・・。その頃の私自身、ダイヤモンドというものに価値を見い出せなかったのもありますが、家内も私が極貧サラリーマンだとわかっていたので、無理にお願いしなかったようで・・・(これは、結婚してから家内に言われました。)
しかし、結婚すると、女性は強くなるようで、時々昔のことを「結婚する時にダイヤ買ってもらえばよかったな~。皆もらっていたもんなあ~。平均0.5カラットの大きさと言ってたわ。」と呟いています。『そんなに、欲しかったんだ』と結婚して何年もたってから初めて知ったのも事実でした。女性にとってダイヤモンドとは、いや、婚約指輪とは少女の頃からの夢であり、特別な存在のようですね!
たまに当店でもカップルでご来店されても、気乗り無さそうにしている男性を見受けます。女性は真剣に指輪を探すのですが。 (男性1人でご来店されるお客様はとても真剣ですネ)
こんな場面に出会うと、過去の自分を見ているようでほろ苦く感じます。
お客様とお店の関係は、彼と彼女の関係と似ていると思いませんか?夫婦もそうですが似たもの同士がくっ付きますよね。お店の雰囲気とお客様の感性や価値観、また波長が合わないとうまくいかないと思います。そこをしつこくセールスして強引に買ってもらったりするとお互い後で嫌な思いをすると思います。 自然体で皆様をお迎えしたいですね♪
たとえば、お客様が探されている指輪が当店になかったりした場合などは、「そうゆう指輪なら、〇〇と言うお店があるから行ってみたら?」とか、「ブランドジュエリーが好きな彼女ならブランドショップで買った方がいいですよ」と同業者でも案内しています。良い出会いがありますように♪
当店のホームページを見てお越しになるお客様は、はじめてお会いするのに、昔からのお友達のように感じる方ばかりです。私達夫婦は良いお客様に恵まれて幸せです。
こんな私達夫婦は彼女に婚約指輪を贈る彼に憧れとエールを送ります。
彼が彼女にどんな時にどんな場所で指輪をわたすのか?
☆フレンチレストランで食事をしている時?
☆2人で夜空の星を眺めている時?
☆彼女の誕生日に?
☆一緒に旅行に行った時?・・・
自分の事のように考えてしまいます。
以前に婚約指輪をお買い上げ頂いたお客様が、後日彼女と一緒にお店に寄ってくれました。
最初は彼1人で買いに来られたので彼女にお会いするのは初めてです。とてもうれしそうに指輪を着けて私達に見せてくれました。彼女はジーンズにTシャツ姿でした。
Tシャツにダイヤモンドの指輪! なんてお洒落なんでしょう。
普段使いとは普段使うことですね。きっとダイヤに負けない輝きが身につきますよ。
私は自分が出来なかった婚約指輪を彼女に買ってあげるという男の夢をかなえる
お手伝いを今後も続けていけたら良いなあと思います。 |